50年代のフランスのレイルロードパンツをベースに、Gurankらしくモディファイした一本。
Gurankでは継続してリリースされている定番的なパンツですが、昨シーズン初めて展示会に伺った際にも、とても目についたモデルでした。
そのシーズンはやむを得ずセレクトから漏れてしまったものの、その後になって個人的にすごく欲しくなってしまい、「今シーズンも作っていたら絶対にオーダーしよう」と思っていたパンツです。
Gurankらしい細かなディテールや、趣のある素材、加工感にももちろん目がいきますが、個人的な一番の推しはシルエット。
たっぷりと分量を取りながら、裾に向かってナチュラルにテーパードしたワイドシルエット。この綺麗さは、ハンガーに掛かっている状態よりも、実際に穿いた時の方がずっと感じていただけると思います。
デニムやチノにはないダックならではの無骨な風合いがありながら、穿いてみると軽さがあり、シルエットはとても綺麗。このギャップも、このパンツの好きなところです。
秋冬になるとウールのアウターが増えるので、個人的にはパンツまでウールにしたくないな、と思うことが結構あります。
とはいえ、デニムだと少しカジュアルすぎるし、チノだと少し軽い。意外とその間を埋めてくれるパンツって少なかったように思います。
そういう意味でも、このダックのRailway Pantsは新しい選択肢というか、自分の中では「第三勢力」になりそうな一本です。
フロントはワンタック、バックにはクラシックなシンチバックを配置。50年代のワークパンツが持つディテールや雰囲気を残しながらも、単なるヴィンテージの再現には見えないところもGurankらしい。
古いものの格好良さを残しながら、今の洋服としてどう穿くか。
Gurankというブランドの魅力が、すごく分かりやすく表れたパンツだと思います。
使われているのは、Gurankオリジナルのコットンダック生地。
ダックと聞くと、厚くて重い、そしてガシッと硬い。そんな生地をイメージする方も多いと思います。
でも、これはその感じがほとんどありません。ダックらしい適度なハリやタフな表情はちゃんとあるのに、重さや硬さは気にならない。実際に触って着てみると、ちょうどいいなと思える生地感です。
硫化染めをした後にバイオウォッシュを施しているので、最初から少し着込んだような柔らかさがあります。この手の生地にありがちなゴワつきを感じにくいのも、この加工によるところが大きいのでしょう。
そして個人的に好きなのが、この独特の色ムラ。染める際にあえて生地にシワが入るようにすることで、均一ではない濃淡が生まれています。綺麗に染め上げるのではなく、最初から少しムラを出す。
こういう加工は、やりすぎるとわざとらしくなるし、弱すぎると伝わらない。そのあたりの「どこまでやるか」という感覚にも、長く服作りに携わってきたデザイナー、佐々木さんの経験値を感じます。
もちろん、ここからさらに着込んでいくのも楽しみ。硫化染めならではの色の抜け方やアタリ、縫い目に出てくるパッカリングなど、着る人によって少しずつ違った表情に育っていく生地です。
| SIZE | ウエスト | 股上前 | 股下 | ワタリ | 裾幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 32 | 78 | 36 | 68 | 38 | 23.5 |
| 34 | 7883 | 36 | 70 | 39.5 | 25 |
表示単位:cm



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Gurank | Railway pants | BLACK (26AW)
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