Gurankといえばボトムス。中でも、細かなディテールまで作り込まれたワークパンツをイメージする方も多いのではないでしょうか。
こちらはデニム素材で製作されたペインターパンツ。
ポケットのデザインにはUS NAVYのディテールを取り入れながら、サイドはワークウェアらしいトリプルステッチ仕様。さらにバックにはシンチバックを配しています。
年代も用途も異なるヴィンテージウェアの要素を絶妙にミックスしながら、決して何かのレプリカには見えない。ありそうでないデザインにまとめ上げているところが、Gurankらしい一本です。
深めの股上から裾までしっかりと太さを残したワイドシルエット。ペインターパンツが本来持っている無骨さや、良い意味でのいなたさは残しながら、現代のファッションとしてしっかり成立するバランスに整えられています。
そしてGurankのボトムで個人的に気に入っているのが、レングスのバランス。長すぎず、そのまま穿いてちょうど良く収まる絶妙な丈感です。
特にこれだけ加工されたデニムの場合、裾上げをして、せっかく良い塩梅に仕上げられた裾のアタリまでなくなってしまうのは少し勿体ない。そのままのレングスで、オリジナルの裾を残して穿けるのも嬉しいポイントです。
12ozのネップ糸を使用したデニム生地。インディゴと硫化染料によるロープ染色を施し、ネップ特有の凹凸感と奥行きのあるインディゴの表情を持たせています。
そして、やはり一番の特徴はこの加工でしょう。
色の残りは感覚的には50%ほど。ここまで自然に色を落とそうと思えば、実際に穿き込んで作るには相当な時間が必要です。ポケットまわりに入ったリアルなヒゲやアタリ、随所に見られるペンキの加工まで、かなり作り込まれた表情。ヴィンテージでも、ここまで良い雰囲気に育ったペインターパンツにはなかなか出会えないと思います。
もうひとつ、この加工と相性が良いのが12ozという生地の厚み。一般的なデニムのペインターパンツは10oz以下の比較的ライトな生地も多く、穿き込んで柔らかくなると腰が抜け、ヒップまわりがだれて見えることがあります。
こちらはしっかりと色を落としながらも、生地には適度なハリと腰が残っています。ヴィンテージさながらの色落ちと風合いがありながら、穿いたときにはシルエットがきちんと出る。このあたりの素材と加工のバランスも非常に良くできています。
ヴィンテージをこよなく愛し、その造詣も深いデザイナー佐々木さんらしい仕上がり。
ここまで最初から雰囲気があれば、何年も穿き込んで完成させる必要もありません。穿いたその日からばっちり仕上がる、即戦力のデニムです。
| SIZE | ウエスト | 股上 | 股下 | ワタリ | 裾幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 32 | 80 | 35 | 62 | 36 | 24 |
| 34 | 84 | 36 | 64 | 37 | 25 |
表示単位:cm



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Gurank | Distressed painter pants | INDIGOG5 (26AW)
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